湘南日独協会主催

談話室SAS  当分の間、休止しています

湘南日独協会のシュタムティッシュ「談話室SAS」をご紹介します
会員 伊藤 志津子

SASの名前に「談話室」を付け加えました。 Stammtischについて説明したいと思います。

1)「談話室SAS」のSASは内容を表すドイツ語の頭文字を3つ並べたもので、サスとも呼ばれる。
 SAS : Schwaetzerei(おしゃべり) Am(で) Stammtisch(常連客の予約席)

2) Der Stammtisch (シュタムティッシュ)の2つの解釈
 * レストランや居酒屋に規則的に集まる客のグループが囲むテーブル
 * レストランや居酒屋の決められたテーブルで定期的に出会う客のグループ

3) この会は月一回開催される。2週目の火曜日か金曜日の開催が多い。8月は夏休み。
  会場はミナパーク(藤沢商工会館)のミーティングルーム(席数およそ10人)で
  時間は午後3〜5時、5時からは居酒屋へ

ドイツ人も1, 2名の参加があるので、ドイツ語でおしゃべりすることも出来る。 生活習慣や文化の違いを紹介し合ったり、確認したり、政治のありかたや教育制度の良し悪しまで、 参加者は自由に気楽に発言している。 気楽に誰かが話すことでよいのだが、2時間を充実させるためにあらかじめその日のテーマを決める。 その日のテーマを決めた人に話の口火を切ってもらうが、その日の参加者のそれぞれの興味のありかたにより、 話題がどの方向に進むかは全く予知できない。そこが自由で楽しい。

2014年の初開催から現在までの談話室のテーマを抜粋する

2014年

『外国人』『自由時間の作り方』

2015年

『自由時間』『人と動物のつきあい』『住まい・生活空間』

2016年

『モラル崩壊』『個人情報保護』『Inklusion』『幸せとは』
『音声情報と標語にあふれる国』

2017年

『日本人らしさ』『日本のマンガ文化』『技術』『Premium Friday』『お金』
『経験から得た知』『歴史豊かな静岡市』

2018年

『結婚と離婚』『日曜日』『Fasching "Die fuenfte Jahreszeit"』『おもてなし』
『良寛の足跡を訪ねて』

2019年

『ねこブーム』『元号』

振り返って見ればその年の街中の話題がそのまま談話室SASのテーマになっている回もあり、興味深い。

私のシュタムティッシュとの出会いは40数年前、スイスの田舎の小さなレストランだった。 隅っこの小さなテーブル上にStammtischの札が置いてあった。当時ドイツ語入門者だった私は、stammmは幹、tischは机、 これは何か由緒ある幹で作られたテーブルである、と勝手に理解して、その貴重品らしき木のテーブルを何度も眺めた。

それから間もない頃、スイス人の知人夫婦の家に10日ほど滞在した。ご主人が毎日夕食後に外出するのを不思議に思い、 どこにお出かけ?と尋ねてみると、レストランに行くと言う。村の唯一のレストランで飲みながら、 奥様いわく「情報収集の集まりに参加する」であった。

奥様は笑いながら付け加えた。「シズコ、わかる?我が家に日本女性が泊っているって、村中に知れ渡っているのよ」

その後ドイツでは、我が夫がシュタムティッシュに出かけるようになった。 情報収集に興味のない夫は机を囲んでもっぱらSKAT(ドイツのトランプ遊び)を楽しんでいた。

湘南日独協会の「談話室SAS」も2時間後には皆で居酒屋に向かいます。

それからが飲みながらの「シュタムティッシュ」となり、ドイツやスイスのStammtischにより近くなります。 しかし既成のシュタムティッシュにこだわることはありません。 湘南日独協会独自の発想でどの方向に進んでも自由とし、今後長く続いていくように願っています。 「談話室SAS」は入口を広く開けて皆さまの気楽なご参加をお待ちしています。


談話室SASとは?

吉村 邦博  

Schwätzerei(おしゃべり) Am(で) Stammtisch(常連客の席)、ドイツで広く知れ渡っている文化。親睦を深める会。自由なトークと情報交換の場。

実際?
令和2年最初の談話会は、本を読む楽しみ。 ダイヤモンド著の銃・病原菌・鉄、石川九楊の自伝図録の書及び漢字の大切さ、 カナダの日系2世のジョイオガワの波乱の人生、 AI研究者による女性脳と男性脳の違い、今までの人生で知らなかったことばかり。 単なる知識ではなく実際に遭遇し対応が求められるスキルや思想に触れる良い機会。

第二回は、詩や小説を声を出して読む楽しみ(朗読)。落語や講談は聞いて楽しむもの。声を出して詩や小説を朗読するとより楽しい。 好みの曲を感情を込めて歌うカラオケの如く。ハイネの詩ローレライを朗読。ドイツ語と日本語での朗読はSASで初めての試み。 昨年は、新元号、原子力安全神話、日独のことわざ、舞姫・森鴎外・ナウマン象、 ドイツにおける破壊的創造、食材は同じでも異なる料理、手書きドイツ文字、バイロイト祝祭音楽祭 等。

これからも生活や人生の楽しみに直結するトークで参加しやすい場にしたいと思います。

参加方法?
会報に開催日を掲載。e-mail addressを示され今まで参加され方へ一週間前にe-mailで連絡。
8月と12月は休み、月1回午後3時から5時まで
ミナパークの会議室(12名まで)
5時から居酒屋、ドイツ人との会話も可能
参加費は1000円、資料作成費は自己申告精算、聞くだけの参加も可能。

SASの部屋


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