湘南日独協会会報　Der Wind（風）

Der Wind 新年ご挨拶

湘南日独協会会長　織田正雄

　明けましておめでとうございます。
　今年2013年に湘南日独協会は創立15周年を迎えます。
　15年前にWeimar独日協会の支援と指導を受けて当協会は設立されました。
　初代会長の岩崎英二郎先生の指導の下、会員は藤沢・鎌倉を中心に神奈川県全域から集まり、順調に成長してきました。
　ここ数年新しく増えた幹事さんのご尽力で毎月充実した例会・懇談会が行われて居ります。コーラスグループの活動も順調で、日独150周年では有栖川公園の舞台で歌唱を披露する迄になり、今年はさらに鎌倉芸術館で15周年記念コンサートを行います。
　ドイツ語勉強会も会の重要な事業のひとつになっています。鎌倉市では以前からですが、藤沢市でも秋に行われます国際交流フェスティバルに私達のブースを設けるまでになりました。
　一方協会がかかえる問題としては一つは会員の高齢化と若者会員が少ないこと、そして日独協会でありながらドイツ人の会員が少ない事です。若者については域内の学校などとも関係が出来れば良いのですが、今現在はまだ協会から積極的に連絡する状況にはなっていません。
　ドイツ人との交流の場を持つ方法として、今年は創立15周年の機会に会員みんなでドイツのWeimarに出かけ、パートナーであるWeimar独日協会の会員と一緒に15周年を祝おうと企画しました。ドイツのおいしい白いアスパラガスの季節でも有ります5月後半にWeimarを訪ねると共に、この機会にこれまであまり訪ねる機会の少なかった東部ドイツの珍しい所を回り、その間にDresden, Cottbus, Berlin, Stralsund, Hamburgの各独日協会との会食も計画しています。詳しいスケジュールはチラシにある様に5月22日出発、31日帰国を予定しています。日程の前後の自由行動も可能です。参加申し込みの期限は3月15日です。
　片やWeimar独日協会では今年11月にグループで来日の計画があり、これまでにも何度か歓迎した経験のあります当協会としては万全の歓迎プログラムを用意したいと考えます。
　こういう次第で、今年は日独協会らしい活動が出来ることを期待しています。