4月懇話会
「タベア・カウフさんのお話」を伺って


会員 佐合千佳子



タベアさん


 ベルリン生まれベルリン育ちのタベア・カウフさんは、26歳のとても流暢な日本語を話せるチャーミングなドイツ人女性です。4月の懇話会で「日本滞在3年・・・ドイツ女性から見た日本」という題のお話を伺いました。
 フンボルト大学で日本語を学び、その間に1年間東海大学に留学の経験をされ大学卒業後、最近まで湘南(平塚)にお住まいだったそうです。現在は日独協会東京に勤務され、若い人との交流会を中心に活動をされていらっしゃるそうです。
 日本人から受ける質問で「日本語大丈夫ですか?」とよく言われるそうですが・・・タベアさんは子供の頃、まんが(アニメ)が大好きでテレビでアニメをよく観ていたそうです。そのアニメが日本からドイツに入って来た文化である事を知ってから、日本に興味を持つ様になったそうです。彼女の吸収力(語学力)はすばらしく、日本語能力試験は1級。最近は電話の相手に日本人と間違われる事もしばしばあるそうです。
 「日本の何処が好き?」という質問には、「日本の全部が好き、レストランで食事をする時などバックを無造作に置いていても安心、安全。そして日本人はやさしいところ」だそうです。
 「日本人男性についてどう思いますか?」については、「自分の彼は日本人です。ドイツ人だから、日本人だからとは思ってなく、個々の人間性に魅力があるかどうかが重要。でも、ドイツ国内で全くモテナイドイツ人男性が日本に来ると、急に日本人女性にモテルようになるのが不思議。」との事。
 「日本に来てビックリ」は、日本茶がすごく苦かった事。納豆は食べられるようになったけど、あの酸っぱい梅干しだけは未だ好きになれないそうです。
 日本の海も山も大好きと言うタベアさんのお話は、会員のおじ様方の冗談も飛び交いおおいに盛り上がり、とても楽しい懇話会となりました。




懇話会場


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