JDGS15周年記念ドイツ旅行
思い出


会員 三谷喜朗、西脇大平(三谷氏の孫)



ブランデンブルク門前にて


 今回は妻と孫の3人でお世話になった。
 さて出発の当日、羽田空港の会議室で顔合せの会が開催され、金沢から参加の新宮氏夫妻の紹介が有ったが、何と私の昔の会社のOBと伺い偶然とは言え旅には一段と楽しさがました。又コーラスのアムゼルから10周年記念コンサートの余韻も残る内に8名からのアンサンブルを編成しての参加を頂き交流会で一役を果たして頂き賑々しい旅ともなった。皆さん有難う御座いました。
 今回もこれまでと同様会員の阿部仁氏が添乗員にまた現地ではマークス由香里さんの案内を受けた。ご両氏とも事前の調査が行き届き何の不都合も生ぜず、お陰で恙無く全員無事に帰国した。
 旅はWartburg、Bach Museumを尋ねてWeimarでの記念祝賀会から始まった。祝賀会はWeimarDJG会長のFr.Bauhausさんの挨拶か、Berlinより中根駐独大使のご参加、挨拶、アムゼルのコーラス、プロのピアニストであるヘルッオーク・エリカさんの演奏も有り会は夜更けまで賑わった。
 我々が持参した額に入れた菩提樹のその後の成長写真を翌日表敬訪問し市長へもお渡しした。市内観光後爽やかな疲れと共に大使他の各位に見送られDresdenに向かった。Dresdenでは予てより一度は行きたいと願っていた奇岩での有名なElbe Schwyzへの軽ハイキングであった。
 案内書によれば30分位の軽い上り坂の道のりとあったが小生には富士山の5合目までのトレッキングの様に思えた。奇岩に囲まれた頂上からの遠景は素晴らしい。しかし途中の上り坂では同行の孫に背中を押されて息も絶え絶えであった。頂上の裏側にはバスも走れる舗装道路が有りまさしく富士山5合目の光景を目の当たりにした様だった。
 Berlinでのオーケストラでは中々鳴りやまない万雷の拍手にたんたんと幾度も応える指揮者の姿が忘れられない。北ドイツに入ると一面の黄色の菜の花畑、色とりどりの花のシャクナゲに林立する発電風車の景色はドイツならではのものであろう。Kuehlungsbornの海岸のレストランで我々だけの夕食会が持たれた。会は会長の挨拶後和やかに進められ、アムゼルの各位も大役を果たしての安堵感が伺え楽しそうで在った。又隣席の阿部さん、マークスさんもワインが進んで居られた。
 翌日はLuebeckで50年来の旧友H.D.K.氏と会う事になって居りこれも今回の楽しみの一つであった。思い出は尽きないが最後に企画に尽力頂いた織田会長に感謝申し上げると共にご同行の奥様を気に掛けながら隋所でビデオカメラを回して下さった大石副会長もご苦労様でした。ビデオフィルムの公開が楽しみで待たれる所である。

「太平君のツブヤキ!!!」
 今回のドイツ旅行へ参加して、日本とは違った文化を学ぶことが出来大きな刺激を受けた。本でしかしらない事を生で見、体験した事は今後の自分の人生に大きな糧となると思う。ご迷惑をおかけしたこともあったと思いますが、皆様に良くして頂き楽しい旅行をすることが出来た。市長を訪問した時にまさか大使と隣り合わせになろうとは、思い掛け良い思い出となった。


Copyright(C) 2008- 湘南日独協会 All Rights Reserved.

 

.