第一回 Schwatzerei am Stammtisch

会員 木原健次郎


 湘南日独協会の新しい活動シュヴァツェライ・アム・シュタムティッシュ(SAS)第一回が6月12日 藤沢商工会館(ミナパーク)で開催されました。
 既に前号でお知らせした通り、事前に設定されたテーマについて、ドイツ人を交え、肩のこらない雰囲気でお喋りする事を通じ、日本人・ドイツ人が、お互いの考え方、ものの見方を知り、理解を深めようとする試みです。
 今回のテーマは「Familie(家族)」。参加者は、日本在住ドイツ人女性(3名)を含め、日独国際結婚(こんな言葉自体、アナクロですが)されている方がかなり居られましたので、日常の現実的な話もあり、楽しく且つ盛り上がった会話となりました。
 特に、司会役・松野副会長が日本の伝統的な四文字熟語(夫唱婦随、良妻賢母、悪婦破家など)を説明され、それが話の切っ掛けとなり、殆ど全員が初対面ながら、スムーズに会話に入れたと思います。  少子化、晩婚化、高齢化社会、年金、介護、離婚、結婚観の変化、同性婚と、話題は留まるところを知らず、お喋りというには相当熱のこもった議論となり、そのまま予定時間終了となってしまったのは、若干もったいない気もしましたが、場所を替えての居酒屋では、又より砕けた雰囲気でお話もでき、本来の目的に小さいながらも大きな一歩を踏み出せたのではと思います。




居酒屋での和やかなおしゃべりが続きました





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