湘南日独協会 入会歓迎!
湘南地区のドイツに興味のある方、お気軽にご参加ください。気さくで楽しい団体です。年齢不問
→お問い合わせフォーム →入会申込書
各サークル、イベントへの参加者を募集中!ご興味のある方はお問い合わせください。
更新情報・活動予定
- 9/29(日)15:00~17:00 講演会「西行-歌と旅と人生」 寺澤行忠氏(会員、慶應義塾大学名誉教授)会場:藤沢商工会館ミナパーク
- 10/19(土)14:00~17:00 Bierfest2024 湘南日独協会主催 オクトーバーフェストに代えて開催。BGMに合わせて歌います♪ →お申し込みフォーム
- ドイツ語講座 2024秋・冬期 受講者募集案内 →受講申し込み
- 会報 Der Wind 2024年9月号 (通巻145号)
- 催事カレンダー9月~12月
- 談話室(SAS) 9/10のテーマ「Nepal で感じた事、考えた事」
- 合唱団アムゼル 9/4の練習報告
- 10/17(木)14:00~16:00 見て聴いて楽しむ音楽史「バロック音楽(#4) ヴィヴァルディとバッハの音楽の比較と影響」高橋善彦氏(会員) 会場:藤沢商工会館ミナパーク
- SWZ(ドイツ語で歌おう!) 7/25の活動報告
- 読書会 6月-11月日程表、サークル紹介更新
湘南日独協会 活動の様子
2024年5月 創立25周年特別企画「日本文化に親しむ会(茶道と香道をとおして)」 会のテーマは「源氏物語」 お茶では器や花やお菓子で源氏物語の世界を味わい、お香では源氏香を楽しんで頂きました。 | |
2024年3月 月例会 講演会「現在の世界の状況下でのドイツと日本の友好関係」 講師:グロートフーゼン駐日ドイツ大使館文化部長 | |
2023年10月29日ふじさわ国際交流フェスティバル 今年で9回目の参加です!ドイツビールとブレッツェルを販売し、グミベアとバウムクーヘンをたくさん準備して立ち寄られた皆様にプレゼントしました。 | |
「SWZ(ドイツ語で歌おう!)」2023/7/11 BIERFESTにて♪日頃の練習の成果を、指導役の木原副会長の下に大いに歌いました。SWZは色々なドイツ語の歌を歌う会です。音楽の知識がなくても大丈夫!お気軽にご参加ください。 | |
2023/10/7 混声合唱団アムゼルが、ゾーリンゲン音楽祭にビデオ参加。日本からの参加団体はアムゼルのみでした。→参加ビデオはこちら | |
「談話室 SAS」テーマを決めて自由なトークと情報交換をします。お気軽にご参加ください。写真は2023年忘年会 | |
「ドイツ語講座」写真はコロナ禍を経て3年ぶりにフリース先生、中川先生、受講生たちが直接対面した時のもの(2023/2/11) | |
ドイツ語教材のご案内 |
|
「読書会ードイツ文学を原語で楽しむ会」「デミアン」、「アウグスツス」、「トニオクレーゲル」等を、苦しみながら楽しく読み終え、次はヘッセの「少年の日の思い出」を取り上げる予定です。関心をお持ちの方はご連絡ください。見学もどうぞ遠慮なくおいで下さい。 | |
会員の皆さまへ
会報への投稿、会報発送作業のお手伝いを宜しくお願い致します!ご協力頂ける方は、こちらからご連絡ください。会報の発送作業は、原則3月、6月、9月、12月の第2日曜日午前10時からです。会報への投稿は発行月の前月中旬までにお願い致します。
※皆さまが催される演奏会、講演会、イベント等の情報もお寄せください。
会長就任挨拶
湘南日独協会 会長 木原 健次郎
本年4月28日 総会にて会長に選任されました木原です。大きな環境変化の中ですが、誠実に職務に向き合ってゆきたいと思いますので、従来通り、ご指導・ご支援を宜しくお願い申し上げます。
副会長就任時にも申し上げましたが、私は某電子部品メーカーに海外要員として入社以来、ドイツ(Düsseldorf)・豪州(Sydney)・米国(NY)と、事業部現地法人に合計23年勤務するという、海外畑専門と言えば聞こえは良いのですが、本流の電子部品とは離れた事業部の、言わば傍流を歩いてきた、ごく平凡な人間です。(事業部門の盛衰に伴って、それなりに天国・地獄の両方を味わいましたが)。
Düsseldorfには、1977-1985の8年間勤務しましたが、丁度事業部製品(記録メディア)の成長期にあたる時期で、多忙を極めたものの、楽しく充実した時代でした。ドイツ駐在とは言え、担当したのはドイツ以外の欧州全域(当時は冷戦時代で、東欧とは取引できず)で、事務所内でのドイツ人従業員から各国客先との業務まで、専ら英語でのコミュニケーションでしたので、ドイツ語は殆ど分からないまま、その後の豪州現法、米国現法勤務を経て帰国しました。
海外勤務の3ヶ国は、それぞれに素晴らしさがありましたが、私はやはり、長い歴史に裏打ちされたドイツの「陰影のある」とでも言うべき深みのある文化・雰囲気や、ドイツ人の世間ずれしていない純朴さ・剛直さ(芯の強さ)に一番惹かれました。
(こういったドイツの精神風景を生み出したものは、太陽に恵まれない、長い冬という厳しい自然環境だったのではないでしょうか。この点、災害の悲惨悲哀を何世紀も味わい続けた日本人のメンタリティーとどこか繋がるものを感じます)。
Berlinの壁崩壊、ドイツ再統一に至るdramaticな展開はNY在勤時の出来事でしたが、こんな、魂を揺さぶる人間ドラマ、世界史の大きな転換点を自分の生きた時代の出来事として経験できるのは、何という幸運かと感じました。
帰国後、一念発起、ドイツ語を勉強しようと、偶々江ノ電沿線新聞に出ていた湘南日独協会のドイツ語講座に参加したのが、湘南日独協会に入会(2005)した動機でした。その後、同講座の同級生の皆さんと一緒に、ドイツの雑誌や新聞記事を読む会を開催し、議論したのも良い思い出です。
その日独親善を目的に活動する湘南日独協会ですが、社会全体の高齢化、digital化、日本人の意識に於けるドイツ・ドイツ語の相対的な低下などから、今後どのようにその存在意義を訴えていけるのか問われています。ただ、理想だけ高く掲げても、現実的な力量が伴わなければ、何の結果にも繋がりませんので、当面出来る事から進めてゆくしかありません。湘南日独協会の関与する市民レベルの国際交流を考えた場合、当面の目標は、「楽しみながら個人として成長する場、教養を高められる場を提供する」事だろうと考えます。「ドイツ語講座」、「ドイツ文学を原書で読む読書会」、「見て聴いて楽しむ音楽史」、「ドイツ人とのお喋りの会」(SAS)、「ドイツ語で歌う会」(SWZ)等の活動がありますので、多くの会員の皆様の御参加を期待しています。