湘南日独協会-ドイツに興味がある方の入会歓迎

湘南日独協会 入会歓迎!

湘南地区のドイツに興味のある方、お気軽にご参加ください。気さくで楽しい団体です。年齢不問
お問い合わせフォーム →入会申込書

更新情報・活動予定

各サークル、イベントへの参加者を募集中!ご興味のある方はお問い合わせください。

10/7(土) 午後7時~ ゾーリンゲン国際合唱祭 Zoomリアルタイム放映! 当協会混声合唱団アムゼルがビデオ出演(午後9時少し前より)♪ →Zoom視聴URLはこちら
10/21(土) 秋のミニコンサート専用お申し込みフォーム
ドイツ語講座 11月より入門講座開講! 受講者募集中!
10/22(日)講演会「調停委員回顧ー家族法改正のうねりが続く」 日本の家族法は、女性の地位向上を図るものなど、画期的で特筆に値する改正が行われた。一方、ライフスタイルの多様化、技術の進歩は、さらなる改正を求めている。懇親会有り。14:30 江ノ電第2ビル7階 →お申し込みはこちら
会報 Der Wind 9月号 (9.10発行)
催事カレンダー 9月~2024年1月
合唱団アムゼル 9/20の練習報告 up!
SWZ(ドイツ語で歌おう!) 活動報告・今後の予定 up!
談話室(SAS) 活動報告・10月以降の予定 up!
10/29(日) ふじさわ国際フェスティバルに出店します!
読書会紹介、8月~2024年1月の日程
11/26(日)講演会「人新世と絶滅かという21世紀に人類はどう生きるかー日独市民への期待」
ドイツ語教材 動画で学ぶドイツ語の発音・発話のご案内

湘南日独協会 活動の様子

2023年5月例会「ドイツの菓子マイスターを目指して」講師 曽根 愛 氏 1990年代ドイツに渡り、ドイツ菓子の製造を修行され、マイスターを取得された講師よりお話を伺いました。講演会後は講師を交えてお菓子の試食会!
SWZ(ドイツ語で歌おう!)2023/7/11 BIERFESTにて♪日頃の練習の成果を、指導役の木原副会長の下に大いに歌いました。SWZは色々なドイツ語の歌を歌う会です。音楽の知識がなくても大丈夫!お気軽にご参加ください。
2023/8/16混声合唱団アムゼル 10/7開催のゾーリンゲン音楽祭向けビデオ収録を、リリスホールにて行いました。日本からの参加団体はアムゼルのみ。写真はリハーサル風景。
ドイツ語講座2023年秋冬期 受講者募集中!写真はコロナ禍を経て3年ぶりにフリース先生、中川先生、受講生たちが直接対面した時のもの(2023/2/11)
読書会ードイツ文学を原語で楽しむ会KafkaのDer Hungerkünstlerを読み終え、2023年8月1日よりDer Zwergを開始しました。関心をお持ちの方はご連絡ください。見学もどうぞ遠慮なくおいで下さい。
談話室 SASテーマを決めて自由なトークと情報交換をします。お気軽にご参加ください。

会員の皆さまへ

会報への投稿、会報発送作業のお手伝いを宜しくお願い致します!ご協力頂ける方は、こちらからご連絡ください。会報の発送作業は、原則3月、6月、9月、12月の第2日曜日午前10時からです。会報への投稿は発行月の前月中旬までにお願い致します。皆さまが催される演奏会、講演会、イベント等の情報もお寄せください。


湘南日独協会25年と共に

湘南日独協会 理事 伊藤 志津子

これまでの私の年月の1/3に湘南日独協会が存在していて、その間の貴重な経験は私の成長につながる。それはひとえに人との出会いであった。歴代の会長と役員の方々からはもちろんであるが、この25年間に出会うことができた会員の方々から私は本当に多くを学ぶことができた。湘南日独協会の色合いというのだろうか、どの方にも落ち着いた穏やかさが漂い、会話からは話題の奥深さを感じる。豊富な人生経験が伝わってくる。

25年前、1998年11月14(土)午後6時から、鎌倉パークホテルで開催された湘南日独協会設立総会に出席した。私はその数年前にドイツから15年ぶりに帰国して鎌倉腰越の住人になっていたが、私には鎌倉に親戚知人友人はいなくて、懐かしい日本とはいえ現実は海外のドイツの暮らしよりも寂しく、緊張することの多い日々だった。そんなある日、江ノ電沿線新聞が新聞受けに差し込まれていて何気なく読んでいると、“日独”の文字が目に飛び込んできた。国際交流の会が発足するという。この集まりでドイツを知る人達に出会えて仲良くもなれるだろう、との思いで私は紙面の番号に電話して案内状を送ってもらった。案内文の湘南日独協会設立についての経緯と趣旨は、「今までのビアホールイベントから発展的に日独友好親善のための地域活動として取り組みたい」とあり、「10年にわたり毎年、湘南名物「ドイツフェア」と称する一日限りのビアホールを開いて・・・・市民レベルでの国際交流が望まれる時世でもありますので、この機会に取り敢えず「湘南日独協会」を発足し、国際相互理解進展への一助になればと考えます」と書かれていた。肩の凝らない文章と「取り敢えず発足します」という言葉に心が和み、迷わず参加を申込んだ。

私の子供3人は今はそれぞれ親になっているが当時はまだ十代で、母親の夕方の外出は簡単にはいかず、家族の夕食、犬のエサやりから散歩まで済ませてからホテルに駆けつけた時には会はすでに始まっていた。会場ではドイツのワイマール市から、その年の「ミス・ワイマール玉ねぎの女王」がワイマール特産の玉ねぎの“タマネギ娘“として招かれていて、頭上に玉ねぎの冠をつけて会場の正面に立ち、にこやかにその場を賑わせていた。
初代会長に岩崎英二郎氏が、副会長に織田正雄氏が就任されて湘南日独協会はスタートした。翌年、1999年5月に湘南日独協会とワイマール独日協会は姉妹協会として文書を交わしている。 気まぐれに会員になった私だが、会報発送の封筒表書きや切手貼りなど事務作業の人手が必要な折に手伝うようになり、それがきっかけで5周年の前に理事の役をお受けすることになった。

ドイツから贈られた菩提樹の木もまた湘南日独協会と共に成長している。2006年にドイツからワイマール市長が市民128名と共に鎌倉市を訪問し、両市間での交流が行なわれた記念に鎌倉中央公園内に植樹した。
2011年には日独修好150周年を記念して、150本の菩提樹の苗木がドイツ連邦共和国からドイツ大使館を通じて日本に届けられ、日本各地の日独協会に贈られた。湘南日独協会では3本が記念植樹された。

私は3か所すべての記念式典に参加した。その時は1mほどの高さだった苗木が、今は見上げるまでに成長している。江ノ電江の島駅の木を見に行った。藤沢行きのプラットホームを端まで歩くとすぐ右、手の届くところにその菩提樹がある。ドイツ国旗の黒赤黄のプレートに「日独修好150周年記念」と書かれ、木は見上げるほど大きくて、緑の枝がふさふさと元気が良い。奥田公園の木は通りがかりに見ることができる。藤沢市民会館の奥田パーキング入口が右側に見える小道で左に目をやると記念プレートと共に菩提樹がある。この木はやっと育ち始めた頃に折られてしまうというアクシデントがあった。新たに植えられた木なのでまだ江の島駅ほどには大きくなっていないが、もう安心。十分に育って太くなっている。

25年前に私が湘南日独協会と出会ったように、今また新しい出会いが湘南日独協会を介して生まれ、これからさらに長い年月を湘南日独協会と共に歩んでいくことを心から願っている。


長年にわたり取り組んでいるふじさわ国際交流フェスティバル
10/29(日)藤沢駅北口サンパール広場
湘南日独協会はドイツビールとドイツパンで出店。皆様のご来場をお待ちしております。